[先端医学研究所公開セミナー] 肥満・2型糖尿病合併NAFLDの病態における 肝臓での脂肪酸合成酵素の役割

<演者>生体機能制御学部門 八木  孝 先生

<日時> 2016. 10. 27. Thu. 15:00 ~ 16:00

<場所> 武蔵小杉病院 C館 1F 会議室

<要旨> 非アルコール性脂肪性肝炎(NAFLD)は肥満・2型糖尿病に 高率に合併し、インスリン抵抗性を基盤に起こるメタボリッ クシンドロームの肝臓における表現型と考えられている。 NAFLDにおける中性脂肪蓄積の原因の一つにグルコースから 脂肪酸の新規合成(de novo lipogenesis)の亢進があげられ る。我々は本経路の中心的酵素である脂肪酸合成酵素(FAS)を 肝臓特異的に欠損させたマウスを用いて、食餌性あるいは遺 伝性に誘導した肥満・2型糖尿病・NAFLDの病態における 肝臓のFASの機能を解析してきた。本セミナーではFAS欠損が 糖代謝、NAFLDの病態、肝発癌に与える影響についての新た な知見を報告する。